「音楽の所見を書きたいけど、文章が思い浮かばない…」
という先生向けに、小学校音楽の所見文例を30パターン以上準備しました！
この記事では、
- 音楽の領域「A 表現」「B 鑑賞」ごと
- 低学年・中学年・高学年ごと
に文例を分けて書いています。
自分の書きたい領域や担当学年を探して、文例を見つけてみてくださいね。
『通知表所見インフォメーション』には、全教科の所見文例揃ってます↓
所見文例を見てみる（タップ）
音楽の所見文例「A 表現」
音楽「A 表現」の領域で使える所見文例を紹介します。
低学年・中学年・高学年ごとに見ていきましょう。
低学年「A 表現」所見文例
「〇〇」の歌では、歌詞の意味を考えながら、「かがやく」という言葉を元気よく歌うことをみんなに提案しました。イメージを膨らませて歌うことで、豊かな表現力を発揮していました。
鍵盤ハーモニカの練習では、グループの友だちと協力して楽しみながら取り組んでいました。「一緒に吹いてみよう！」「息ぴったりだったね」と声を掛け合いながら、休み時間にも一緒に練習する姿が印象的でした。
「〇〇」のリズム打ちの活動では、カスタネットやタンブリンを使って、リズムの違いを楽しみながら打ち分けていました。「お休みの部分は静かにしよう」という提案をして、全員でリズムを合わせることができました。
「お祭りの音楽づくり」では、太鼓を使って地域のリズムを再現し、グループの友だちと息を合わせて演奏しました。リズムのつながりを工夫しながら、お祭りの雰囲気を感じさせる音楽を作り上げることができました。
鍵盤ハーモニカの練習では、指の動きが滑らかになり、仲間と一緒に息を合わせて演奏することができました。音楽を通じて、友だちをサポートする優しさも見せてくれました。
合奏の際、進んで鈴のパートを引き受け、友だちと一緒に何度も練習を重ねました。本番では、リズム感よく力強い演奏を見せてくれ、クラスの演奏を引き立てました。
中学年「A 表現」所見文例
合唱への関心が深まり、歌うことの楽しさを心から感じています。友だちと一緒に歌うときには、声の響きを大切にし、みんなと一体感を持って歌う姿が見られました。さらに、朝の会で歌う曲を選ぶ役割を自ら引き受け、クラスを盛り上げてくれました。
無理なく自然な歌い方で、まるで水が流れるようにスムーズに歌うことができました。合唱の場面では、友だちの声と調和しながら、一緒に歌う楽しさを感じ取っていました。また、積極的に新しい曲にも挑戦し、練習を重ねる姿が見られました。
歌詞の中に描かれた情景を頭の中で鮮やかに思い浮かべ、心を込めて歌うことができました。曲のリズムや旋律に合わせて、声の強弱や表情を工夫し、感情豊かな歌声を響かせていました。
リズムやテンポの変化を全身で感じ取り、手拍子やステップを組み合わせながら、楽しく歌うことができました。「〇〇」では、体を使って音楽を表現する楽しさを存分に味わい、明るい笑顔で歌っていました。
リコーダーの練習に真剣に取り組み、音楽に対する集中力が高まっています。「〇〇」の曲では、演奏を聴きながら自分の演奏を改善し、タンギングや指使いの技術を磨いて、さらに上達しました。
鉄琴に対する情熱が高まり、クラス全体の合奏において大きな役割を果たしました。仲間と息を合わせながら演奏することで、音楽の一体感を感じ取ることができ、楽しく演奏に取り組んでいました。
高学年「A 表現」所見文例
「こいのぼり」では、曲の持つ勇ましさを表現するために、しっかりとした発声で歌うことができました。歌詞に込められた意味をしっかりと捉え、強弱をつけた歌唱がとても印象的でした。
範唱を聴いて、どのように表現すればよいかを自分で考え、呼吸や発音に注意しながら自然な声で歌うことができました。曲の雰囲気をしっかりと捉えた歌唱が印象的です。
「キリマンジャロ」の合奏で、木琴を担当し、メロディラインをしっかりと支えることができました。演奏中は、ダイナミックな表現を工夫し、曲の壮大さを見事に表現しました。
「おぼろ月夜」では、柔らかな響きを意識して、優しく歌い上げました。歌詞の持つ静かな情景をイメージし、細やかな感情表現を工夫することで、曲の美しさを引き出すことができました。
曲の特徴に応じた歌唱表現を考え、自然で無理のない発声で歌うことができました。特に、曲の構造や歌詞の内容に合わせた表現力が高まり、音楽に対する理解が深くなっています。
「星の世界」を歌う際には、広がりのあるメロディに合わせて、壮大な雰囲気を感じさせる歌唱ができました。特に、各声部が響き合うように、全体のバランスを意識して歌う姿勢が素晴らしかったです。
音楽の所見文例「B 鑑賞」
音楽「B 鑑賞」の領域で使える所見文例を紹介します。
低学年・中学年・高学年ごとに見ていきましょう。
低学年「B 鑑賞」所見文例
音楽が流れると、楽器を演奏する真似や指揮者のように動くなど、楽しみながら音楽を聴いていました。体全体で音楽を感じ取ることで、新しい発見を次々と見つけていました。
鑑賞した音楽の中で、特にトランペットの音色が印象的だったようで、「明るくて元気が出る音だね」と感想を述べていました。音色に対する感性が育っていると感じました。
曲を聴きながら、どんな楽器が使われているかを考え、発表することができました。「これはピアノの音だと思う」と具体的に音を分析する力がついてきています。
「〇〇」を聴いて、「1年生で学んだ曲に似ている！」と発見し、2拍子のリズムを感じ取りました。曲の背景を学んだことで、音楽の楽しさに気づき、深い感動を覚えました。
鑑賞の際に、同じフレーズが繰り返される部分に気づき、「ここが同じだね」と友だちと話し合っていました。音楽の構造に関心を持ち、理解を深める姿が見られました。
鑑賞の時間には、音楽に集中し、曲の終わりに拍手をするなど、音楽をしっかりと楽しんでいる様子が見られました。音楽を聴く態度が身についてきています。
中学年「B 鑑賞」所見文例
音楽鑑賞の時間では、「この音はどんな楽器が出しているのだろう」と興味を持ちながら耳を傾け、曲の持つ特徴を深く感じ取ろうとしていました。音楽への感受性が豊かになり、聴く力がますます高まっています。
友だちや先生の演奏を注意深く聴き、その中から美しい部分やリズムの良さを見つけ、自分の演奏にも取り入れようとする姿が見られました。音楽の良さを自分の言葉で表現する力も成長しています。
さまざまな音楽に触れる中で、力強いリズムや豊かな音色に感動し、音楽の楽しさを味わうことができました。音楽を聴くことで、心が躍るような体験を積み重ねています。
オーケストラの演奏を通じて、管楽器や弦楽器、打楽器などの楽器についての理解を深めました。楽器の形や音の出し方を学び、その音色の美しさと結びつけて聴くことができるようになりました。
曲を聴くときに、ただ聴くのではなく、音の重なりやリズムの変化に注意を向けることで、音楽をより深く楽しむことができました。友だちの演奏を聴いて、その良さを見つけ出すことも上手になっています。
高学年「B 鑑賞」所見文例
「アイネクライネナハトムジーク」の鑑賞では、モーツァルトの音楽の持つ明るく軽やかな旋律に注目し、その美しさを感じ取っていました。特に、各楽器の音色の違いに気づき、それぞれの役割を理解しながら楽しんでいました。
「威風堂々」を鑑賞する際、力強い行進曲のリズムに注目し、曲全体の壮大さをしっかりと感じ取っていました。特に、曲のクライマックスでの盛り上がりに感動し、音楽が持つパワーを感じる姿が見られました。
「アフリカンシンフォニー」の鑑賞では、リズミカルで活気あふれる旋律に注目し、アフリカの大地をイメージしながら聴いていました。特に、打楽器のリズムの多様性に感心し、音楽が描く情景を楽しんでいました。
「ハンガリー舞曲第5番」の鑑賞では、軽快なリズムと力強い旋律の対比に注目し、曲全体のエネルギッシュな雰囲気を楽しんでいました。特に、テンポの速さに驚きながらも、曲のダイナミックさを感じ取っていました。
「木星」を鑑賞する際、壮大な宇宙の広がりを感じさせるメロディーに注目し、曲の中での緩急や強弱の変化を楽しんでいました。曲の中で繰り広げられるドラマティックな展開に感動し、音楽の奥深さを味わっていました。
「世界の国々の音楽」を鑑賞する際、各国の独特なリズムや旋律に興味を持ち、その多様性を感じ取ることができました。特に、異なる文化の音楽が持つ特徴を理解し、音楽を通じて世界の広がりを感じていました。
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